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換気扇の電気代はいくら?24時間つけっぱなしの目安と節約・交換の判断

公開 2026-07-14|修繕ナビ編集部

「24時間換気は本当につけっぱなしでいいの?」「電気代がもったいない気がして、つい消してしまう」——換気扇の電気代は、多くの方が気にしながらも実際の金額を知らないまま使っている設備の代表格です。結論から言うと、一般的な換気扇を24時間つけっぱなしにしても電気代は1か月あたり数十円〜数百円程度で、こまめに消して換気不足になるデメリットの方が大きい、というのが実情です。この記事では、換気扇の種類別の消費電力と電気代の目安、つけっぱなしが推奨される理由、電気代を無理なく抑えるコツ、掃除で消費電力を取り戻す方法、そして交換を検討すべきサインと費用まで解説します。金額は電力量料金を1kWhあたり31円前後で計算した一般的な目安で、機種や使い方によって変わります。

種類別の電気代の目安

種類・使い方電気代の目安(1か月・つけっぱなし)
トイレ・浴室の小型換気扇(2〜5W)約45〜110円
24時間換気システム(3〜8W)約70〜180円
キッチンのレンジフード・弱運転(10〜30W)約220〜670円
キッチンのレンジフード・強運転(30〜80W)約670〜1,780円
DCモーター搭載の高効率タイプ従来比で約3〜5割減
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小型の換気扇や24時間換気は消費電力がとても小さく、つけっぱなしでも1日あたり数円以下です。電気代が気になるのは主にキッチンのレンジフードを長時間・強運転で使う場合で、それでも調理中の一時的な使用が中心なら大きな負担にはなりません。DCモーターを採用した新しい機種は同じ風量でも消費電力が小さく、電気代を抑えられます。

24時間換気をつけっぱなしにする理由

2003年以降に建てられた住宅では、シックハウス対策として24時間換気システムの設置が建築基準法で義務付けられています。これは建材や家具から出る化学物質、生活で発生する水蒸気やCO2、においを常に排出し、新鮮な空気と入れ替えるためのものです。換気扇を止めてしまうと、室内に湿気がこもって結露やカビの原因になり、壁内部の腐食やダニの繁殖にもつながります。電気代を惜しんで消すことで、かえってカビ取りや結露対策、健康面のコストが大きくなることも少なくありません。特に浴室やトイレ、気密性の高いマンションでは、連続換気が快適さと建物の維持に直結します。電気代が月数十円〜数百円で済むことを考えれば、基本はつけっぱなしが合理的です。

電気代を左右する要因

換気扇の電気代を決めるのは、まずモーターの消費電力(W)と運転時間です。小型のACモーターよりDCモーターの方が省エネで、同じ風量でも消費電力が小さく済みます。次に風量の設定で、レンジフードの「強」は「弱」の数倍の電力を使うため、調理中だけ強にして普段は弱にするだけで大きく変わります。さらに見落とされがちなのが汚れによる効率低下で、フィルターやファンに油やホコリが溜まると空気の通り道が狭まり、モーターが余計に力を使って同じ換気量を保とうとするため消費電力が上がります。つまり、機種そのものの性能と、風量設定、清掃状態の3つが電気代を左右する主な要因です。

電気代を抑えるコツ

無理なく電気代を抑えるコツは、使うシーンで風量を切り替えることです。レンジフードは調理中だけ「強」にし、においや煙が引いたら「弱」か停止に戻す。24時間換気やトイレ・浴室の小型換気扇は消費電力が小さいので、基本はつけっぱなしのままで問題ありません。掃除でファンやフィルターの汚れを落として効率を保つことも、地味ですが確実な節約になります。買い替えのタイミングであれば、DCモーター搭載の省エネ機種を選ぶと消費電力を3〜5割ほど下げられます。電力会社の料金プランを見直すのも有効で、電気代全体の中で換気扇が占める割合は小さいものの、家全体の見直しの一環として考えると効果があります。

掃除で消費電力を戻す

換気扇は使ううちにファンやフィルターへ油・ホコリが付着し、風量が落ちてモーターに負担がかかります。この状態を放置すると消費電力が増えるだけでなく、換気能力そのものが低下してにおいや湿気がこもりやすくなります。プロペラ換気扇なら数か月に1回、レンジフードのシロッコファンなら半年〜1年に1回を目安に掃除すると、風量と省エネ性能が戻ります。フィルターやカバーは取り外して中性洗剤で洗い、乾かしてから戻すのが基本です。油汚れがこびりついて自分では落とせない場合や、分解が難しいレンジフードは、プロのクリーニングを利用すると内部までしっかりきれいになり、動作音も静かになります。掃除は電気代の節約と機器の延命の両方に効きます。

交換を検討すべきサイン

換気扇の寿命はおおむね10〜15年です。次のサインが出たら交換の検討時期です。掃除しても異音や振動が消えない、スイッチを入れても回らない・回転が弱い、風量が明らかに落ちた、焦げ臭いにおいがする——これらはモーターの経年劣化が原因で、掃除では戻りません。特に異音やにおいはモーターの故障やホコリの発火リスクにつながるため、放置は禁物です。10年以上使っていて動作が不安定な場合、修理より交換の方が長い目で見て安くなることが多く、省エネ機種に替えれば電気代も下がります。動かない換気扇を放置すると換気不足で結露・カビが進むため、早めの判断が住まいを守ります。

業者依頼の目安と費用

換気扇の交換は電気配線やダクト接続を伴うため、本体交換は業者に依頼します。費用の目安は、プロペラ換気扇で1〜3万円、レンジフード(シロッコファン)で3〜8万円が相場です。見積もりでは「本体・工事費・既存機の撤去処分費・追加のダクトや配線工事」が総額に含まれるかを確認し、2〜3社で比較しましょう。掃除で改善する段階ならクリーニングで延命する選択もありますが、モーターの不調は交換が必要です。省エネ性能の高い機種を選ぶと初期費用はやや上がるものの、電気代と静音性で長期的な満足度が高くなります。

よくある質問

Q. 換気扇を24時間つけっぱなしにして火事の心配はない?

通常は問題ありませんが、ファンやモーター周りに油やホコリが溜まると発熱・発火のリスクが上がります。定期的な掃除がもっとも有効な予防策です。焦げ臭いにおいがしたらすぐ止めて点検してください。

Q. こまめに消した方が電気代は安くなる?

小型換気扇や24時間換気は消費電力が小さく、こまめな入り切りによる節約効果はわずかです。むしろ換気不足による結露やカビの方が高くつくため、基本はつけっぱなしが推奨されます。

Q. 電気代が急に高くなった気がするのはなぜ?

汚れによる効率低下やモーターの劣化で消費電力が増えている可能性があります。まず掃除で改善するか試し、それでも異音や風量低下が残れば交換を検討しましょう。

Q. DCモーターの機種はどれくらい省エネ?

同じ風量なら従来のACモーターより消費電力を3〜5割ほど抑えられます。長時間使うキッチンほど買い替えの効果が出やすいです。

まとめ

換気扇の電気代は、小型換気扇や24時間換気なら24時間つけっぱなしでも月数十円〜数百円程度で、こまめに消すより連続運転の方が結露やカビを防げて合理的です。電気代が気になるのは主にレンジフードの強運転で、風量の切り替えと定期的な掃除で十分に抑えられます。掃除しても異音・風量低下・焦げ臭さが残るなら、10〜15年を目安に交換を検討しましょう。交換費用や機種選びは換気扇・レンジフードの交換費用を、油汚れが落ちないときはレンジフード掃除の費用ハウスクリーニングの相場もあわせて参考にしてください。

※ 記載の費用はいずれも目安です。建物の状態・地域・時期により変動するため、正確な金額は必ず複数社の見積もりで確認してください。
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