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鍵交換・鍵開けの費用相場|玄関・シリンダー別の目安と防犯のコツ

公開 2026-07-13|更新 2026-09-07|修繕ナビ編集部

鍵をなくした・防犯のため交換したい・締め出された——こうしたときの費用は作業内容で変わります。公表されている料金では、鍵開けが8,800円から、刻みキーの交換が16,500〜27,500円、ディンプルキーの交換が27,500〜55,000円、電子錠(スマートロック)の交換が55,500〜100,000円です(鍵猿の公表料金/2026年9月4日確認)。この記事では、鍵交換・鍵開けの費用相場、防犯性を上げる交換、業者選びの注意点まで解説します。

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費用は依頼先で大きく変わります。相場の確認は、無料でできる複数社見積もりの比較が近道です。

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費用相場(公表されている料金)

推定の相場ではなく、料金を公開している会社の実額を並べます。鍵猿は鍵屋のチェーン、くらしのマーケットは個人事業者に直接頼む場合の相場です。この2つは別の市場なので、混ぜずに並べます。

鍵屋に頼む場合(鍵猿の公表料金)

作業内容公表されている額(税込)
鍵開け(刻みキー=ギザギザ)8,800〜16,500円
鍵開け(ディンプルキー)8,800〜27,500円
鍵開け(電子錠のオートロック締め出し)22,000〜26,500円
交換(刻みキー)16,500〜27,500円
交換(ディンプルキー)27,500〜55,000円
交換(電子錠・スマートロック)55,500〜100,000円
シリンダーと錠前をセットで交換38,500円〜
シリンダーの修理8,800〜19,800円
合鍵の複製(手持ちの鍵から)8,800円〜+部品代(刻みキー1,100円/ディンプルキー3,300円)×本数
夜間早朝料金(21:00〜7:59)+5,500円
出張料・見積料・キャンセル料0円
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出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット(2026年9月4日確認・税込)。

個人事業者に直接頼む場合(くらしのマーケットの相場)

作業内容公表されている額(税込)
玄関の鍵開け(鍵を壊さない解錠)1個 8,800〜17,000円
ドアの補助錠の取り付け8,000〜18,000円
窓の鍵(クレセント錠)の交換1箇所 6,000〜11,000円

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット「玄関の鍵開けの相場」/「鍵(補助鍵)の交換・取り付けの相場」/「窓の鍵の交換の相場」/いずれも2026年9月4日に公式ページで確認。すべて税込です。

ここで押さえておきたいのは3つです。

1つめ。電子錠・スマートロックは、鍵の交換とは別の値段帯です。公表されている電子錠の交換相場は55,500〜100,000円。刻みキーの交換(16,500〜27,500円)とは3倍以上の開きがあります。「ついでにスマートロックにしませんか」と言われたときは、いくら増えるのかを先に数字で聞いてください。

2つめ。夜間早朝の割増は、公表している会社なら額が決まっています。鍵猿は21:00〜7:59で5,500円と公表しています。締め出されたときは焦って電話しますが、割増がいくらか、それが総額のどこに乗るのかを、来てもらう前に聞けます。「現場を見ないと分からない」としか答えない会社は、その時点で候補から外して構いません。

3つめ。出張料は、無料と公表している会社があります。「出張費は別途かかるもの」と思い込む必要はありません。基本料・出張料・見積料・キャンセル料の4つがいくらかを、最初の電話で確認してください。

費用が変動する主な要因

同じ「鍵開け」「交換」でも、見積もり額には幅があります。主な変動要因を知っておくと、電話での概算確認がスムーズになります。

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット(2026年9月4日確認・税込)。

鍵をなくした・締め出されたときは

まず落ち着いて、スペアキーの有無、賃貸なら管理会社に連絡を確認しましょう。自分でこじ開けようとすると鍵や扉を傷めて費用がかさむことがあります。業者を呼ぶ際は、電話で「錠の種類・状況・総額の目安」を伝えて確認するとトラブルを避けられます。

費用を抑えるコツ

緊急性が高いほど比較検討の時間は取りにくいものですが、いくつかの工夫で費用を抑えられる可能性があります。

悪質業者の見分け方

鍵開け・鍵交換は緊急性が高いぶん、料金トラブルが起きやすい分野でもあります。依頼前に次のような点をチェックしておくと安心です。

迷ったときは電話を切ってから他社と比較したり、家族や管理会社に相談したりする時間を取ることも選択肢のひとつです。

防犯性を上げる交換

古いディスクシリンダーはピッキングに弱いため、ディンプルキーや、鍵を2つ付ける「ワンドア・ツーロック」にすると防犯性が上がります。空き巣対策としても有効で、火災保険や自治体の防犯補助が使えることもあります。

「防犯性が高い鍵」を、値段ではなく規格で選ぶ

防犯目的で交換するなら、見るべきは価格帯ではなくCPマークです。2004年(平成16年)に警察庁・国土交通省・経済産業省と民間団体による「防犯性能の高い建物部品の開発・普及に関する官民合同会議」が定めた共通標章で、「CPとは、「Crime Prevention」の頭文字をとったもので、防犯の意味を持っております」。

「5分」という基準の中身

この制度の核心は時間です。全国防犯協会連合会の説明はこうです。

「防犯性能の高い建物部品目録」とは、約7割の泥棒が侵入をあきらめるとされる「5分」に耐えることを基準に最近の侵入手口に応じた厳しい防犯性能試験を実施し、これをクリアしたドア、ガラス、錠、サッシなどの建物部品が掲載されています。

つまりCPマークは「壊れない鍵」の印ではなく、侵入に5分かかるようにする部品の印です。目録は「平成16年10月1日、官民合同会議が公表した防犯性能の高い建物部品目録」として公開されており、掲載品にだけ表示が認められています。国土交通省の告示によれば「目録登載の建物部品に限り、当該製品の製造・輸入業者において、製品に貼付したり、カタログ等に表示することができる」ものです。

ただし国交省自身が限界を書いている

ここは業者の説明では省かれがちなので、そのまま引きます。

※ 共通標章は、官民合同会議で定めた試験に合格したことを示すものであるが、あらゆる状況において5分以上侵入を防ぐ性能を保証するものではない。

「CP付きだから絶対に破られない」という売り方は、この一文と矛盾します。試験条件下で5分に耐えた、というだけです。とはいえ「泥棒の約7割が5分であきらめる」という前提に対して設計された唯一の公的な物差しなので、防犯目的の交換ならCPマークの有無を最初の足切りにするのは合理的です。見積もりを取るときは、品名だけでなくその製品が目録に載っているかを確認してください。

出典:公益財団法人 全国防犯協会連合会「防犯性能の高い建物部品目録」/国土交通省「官民合同会議による『防犯性能の高い建物部品』の共通標章について」(2026-09-07 確認)

合鍵作成の費用と作り方

鍵のトラブル対策として意外と重要なのが、スペアキー(合鍵)を事前に用意しておくことです。締め出し時に合鍵があれば、8,800円からの鍵開け費用そのものが不要になります。合鍵の作り方は大きく3通りあります。

作成方法費用納期の目安
店頭での複製(ホームセンター等)公表相場が見つかりませんでした。店舗ごとに掲示されているので、行く前に電話で聞いてください数分〜十数分
鍵屋に頼む(手持ちの鍵からの複製)作業費8,800円〜+部品代(刻みキー1,100円/ディンプルキー3,300円)×本数(鍵猿の公表料金)当日
鍵穴から作る(手持ちの鍵が無いとき)16,500円〜(鍵猿の公表料金)当日
メーカー純正キーの取り寄せ公表相場が見つかりませんでした。メーカーと鍵の種類で変わります2〜4週間程度

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット「玄関の鍵開けの相場」/「鍵(補助鍵)の交換・取り付けの相場」/「窓の鍵の交換の相場」/いずれも2026年9月4日に公式ページで確認。すべて税込です。

店頭複製と鍵屋では、値段の桁が違います。ホームセンターや靴修理店などの店頭複製は、手持ちの鍵を機械でなぞって削る方式で、その場で終わります。鍵屋に来てもらう場合は出張作業なので、作業費8,800円からが乗ります。急いでいないなら店頭、鍵穴から作らないといけないなら鍵屋、という使い分けになります。

店頭複製は安くて速い一方、コピーのコピーになるほど精度が落ち、「回りにくい合鍵」になることがあります。特にディンプルキーは精密なため、対応できる店舗が限られます。

一方、鍵に刻印された「鍵番号」とメーカー名からメーカー純正の鍵を取り寄せる方法なら、新品と同じ精度の鍵が手に入ります。最近は店舗に行かずネットで鍵番号を入力して純正キーを注文できるサービスもあり、ディンプルキーや特殊キーでも注文できるのが利点です。納期は複製より長めなので、鍵を失くす前の備えとして注文しておくのが賢い使い方です。

鍵番号から純正キーを注文する手順

純正キーの取り寄せは難しい手続きではありません。基本の流れは、1. 鍵の側面や頭部に刻印された英数字の「鍵番号」とメーカー名(MIWA・GOAL・KABAなど)を確認 → 2. 店舗またはネット注文サービスで番号とメーカーを伝えて注文 → 3. 支払い後、メーカーから取り寄せた純正キーを受け取るという3ステップです。手元の鍵を預ける必要がなく、削って複製しないため摩耗した鍵からでも新品精度の合鍵が作れるのが大きな利点です。納期はメーカーや鍵種により異なるため、注文時に確認しましょう。

合鍵作成の注意点

鍵トラブルを防ぐ日常のメンテナンス

鍵の「回りにくい」「抜けにくい」は、放置するとある日突然回らなくなることがあります。日常でできる予防策は次のとおりです。

鍵の交換を検討したいサイン

次のようなタイミングでは、鍵の交換を検討する目安になります。

賃貸での注意点

賃貸は勝手に鍵を交換できないことがあります。交換前に必ず管理会社・大家に確認を。入居時の鍵交換費用は貸主・借主どちらの負担か契約で決まっています。

失敗しない業者選び

緊急時ほど高額請求のトラブルが起きやすい分野です。作業前に総額の見積もりを必ず確認し、「〇〇円〜」の表示だけで呼ばないこと。会社の所在地・口コミ・料金体系が明確な業者を選びましょう。見積もりの取り方は失敗しない見積もりの取り方も参考に。

よくある質問

Q. 鍵開けだけでもすぐ来てくれる?

多くの業者が即日・緊急対応します。ただし深夜割増や出張費がかかるため、総額を電話で確認しましょう。

Q. 防犯のための交換に補助はある?

自治体によっては防犯対策の補助制度があります。お住まいの市区町村で確認しましょう。

Q. スマートロックは費用に見合う?

鍵猿が公表している電子錠の交換相場は55,500〜100,000円で、刻みキーの交換(16,500〜27,500円)の3倍以上です。この記事の前半に書いた「1.5万〜5万円」といった数字を見かけたら、それは本体だけの値段か、既存の錠をそのまま使う後付けタイプの話です。錠ごと替えるなら桁が変わります。一方で鍵の閉め忘れ防止や合鍵の受け渡し不要といった利便性があるため、家族構成や来客の頻度によって費用対効果は変わります。導入前に電池式か配線式か、既存の錠との適合性も確認しておくと安心です。

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット(2026年9月4日確認・税込)。

Q. 玄関以外の鍵(勝手口・窓)も交換できる?

勝手口や窓の鍵の交換にも対応している業者は多いです。くらしのマーケットの公表相場では、窓の鍵(クレセント錠)の交換が1箇所6,000〜11,000円、ドアの補助錠の取り付けが8,000〜18,000円。勝手口のドアそのものの鍵交換は、玄関と同じ扱いになります(鍵猿の公表料金で刻みキー16,500円〜)。玄関と合わせて依頼すると、出張費がまとまり総額を抑えられる場合があります。

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット(2026年9月4日確認・税込)。

Q. 純正キーの注文には何が必要?

メーカー名と鍵番号が基本です。登録制のセキュリティキーの場合は、所有者登録カードやセキュリティカードの情報も必要になります。賃貸の場合は管理会社の許可を先に取りましょう。手元に鍵が1本もない状態では番号が分からないため、鍵があるうちに番号を控えておく(または合鍵を作っておく)ことが大切です。

Q. 合鍵はどこで作るのが安い?

一般的なギザギザキーなら、ホームセンター等の店頭複製が最も手軽です。店頭複製の額は全国一律で公表されていないので、この記事では数字を書きません。行く前に店舗へ電話してください。鍵屋に来てもらって複製する場合は、鍵猿の公表料金で作業費8,800円〜+部品代(刻みキー1,100円/ディンプルキー3,300円)。出張作業の分だけ、店頭より高くなります。ディンプルキーや精度を重視する場合は、鍵番号からのメーカー純正キー取り寄せ(ネット注文可)が確実です。

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット(2026年9月4日確認・税込)。

Q. 鍵をなくしたら交換と合鍵どちらにすべき?

紛失した鍵が第三者の手に渡っている可能性がある場合は、合鍵ではなくシリンダー交換が原則です。合鍵で済ませると、拾った人が家に入れる状態が続いてしまいます。屋内で失くしたのが確実な場合のみ、合鍵での対応も選択肢になります。

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まとめ

公表されている料金では、鍵開けが8,800円から、刻みキーの交換が16,500〜27,500円、防犯性の高いディンプルキーの交換が27,500〜55,000円、電子錠なら55,500〜100,000円です。費用は鍵の種類・時間帯・立地・ドアの構造などで変動するため、電話での概算確認が有効です。緊急時ほど作業前の総額見積もりが重要で、最安値表示や現金限定を強調する業者には注意しましょう。賃貸は交換前に管理会社へ確認を。防犯強化はワンドア・ツーロックやディンプルキーも有効な選択肢です。また、締め出しに備えてスペアキーを用意しておくと鍵開け費用そのものを節約できます。合鍵は店頭複製なら数百円〜、鍵番号からのメーカー純正キー取り寄せなら精度も安心で、ネット注文にも対応しています。

出典: 鍵屋の鍵猿「鍵交換・鍵修理・鍵開けの料金(相場)について」/くらしのマーケット「玄関の鍵開けの相場」/「鍵(補助鍵)の交換・取り付けの相場」/「窓の鍵の交換の相場」/いずれも2026年9月4日に公式ページで確認。すべて税込です。

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※ 記載の費用はいずれも目安です。建物の状態・地域・時期により変動するため、正確な金額は必ず複数社の見積もりで確認してください。